交通事故　腰痛（腰部捻挫）

交通事故により「腰椎間の靭帯」や「深層の筋肉」を痛めた状態です。交通事故の衝撃で腰椎が損傷を起こし、急性的な腰痛が発生します。

交通事故でよく耳にするのは、「首のむち打ち症」ですが、実は頸部だけでなく腰にもむち打ち症と同じような症状が生じることがあり、腰部捻挫や腰椎捻挫などと呼ばれています。

腰椎は背骨の腰あたり、ウエストの下くらいに位置します。腰痛などの後遺障害が残りやすく事故後の生活の支障となってしまう可能性があるので交通事故で腰を打撲した際には要注意です。

最初は、腰の痛み程度だったのに、だんだん手や足にシビレを感じるという神経症状が出てくる場合や、日が経つにつれて痛みが治まるどころかひどくなってくるという場合もあります。

それは、腰椎の炎症が原因だと考えられていますので、まずは炎症を抑える治療が必要となります！！

「ただの腰痛だから安静にしていれば治る」と我慢していると腰の痛みがのちに後遺症となることもあるので自己判断は禁物です。

そのまま放置していると、慢性腰痛からさらに坐骨神経痛を患ってしまうことがあります。

坐骨神経を発症すると腰の痛みだけでなく、下半身のシビレや血流障害が長期にわたって続くことになりかねません。

また、交通事故を原因とする腰痛には、腰部捻挫だけでなく、「筋・筋膜性腰痛型」や「仙腸関節炎」の腰痛など様々な原因があります。

筋・筋膜性腰痛は、俗に「ぎっくり腰」の原因と言われる症状で腰回りに過度な負担がかかった時に発症します。

仙腸関節炎も「ぎっくり腰」の原因の一つですが文字通り、仙腸関節が炎症を起こした状態であす。交通事故による腰痛治療は、的確に原因を見極め長期化させないことが大切です！